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真夏でも車中泊-暑さ対策2:車中泊での工夫・アイデア・グッズ

夏シーズンでも車中泊する時に欠かせないのが暑さ対策。熱帯夜での車中泊で暑さ対策を怠れば、脱水症状や熱中症などのトラブルに見舞われる事は必至です。

以前の記事「夏の車中泊-暑さ対策」で暑さ対策グッズを紹介しましたが、最終的には車中泊場所が肝心だという事を書きました。今シーズンも既に熱帯夜が続く中、車中泊をして来てみての結論、場所選びに勝る暑さ対策は無し。ということで、場所について具体例を挙げてみます。

この頃の気象では地方による気温の格差は極めて小さいというのが実感です。東北に逃げれば涼しいかと思えば、その日の最高気温が東北地方だったりすることだってあります。緯度による温度差を実感できるとすれば北海道くらいなものでしょうか。

やはり、気温の差には標高が最も顕著に影響を与えます。1000m標高が上がるごとに気温が6度下がるということは以前に書きました。予め自分が眠れる限界温度の目安を知っておけば、天気予報の予想気温を参考に探すべき標高がわかります。例えば自分の場合、あまり暑さには強くない方なので限界は22度、快適温度は20度未満です。標高500メートルの街で最低気温が23度の予報であれば、だいたい寝る頃の時間には25度前後と考え、最低でも標高1000m以上の場所にする必要があると計算出来ます。

では、標高1000m以上の車中泊適地は?というと、調べてみたところそう多くはありません。東北地方なんかは意外に標高が低く、実質的に日本アルプスを擁する中部山岳地帯にほぼ限られてしまいました。

高速道路のSAPA

原油高騰対策-深夜割引40%実施中ということで、特に長距離になるほど効率良く高速上で一晩明かしたいところです。

しかし、現在高速道路上の最も標高が高いPAは、中央高速道・中央道原PAの標高930mです。次点が東海北陸自動車道・ひるがの高原SAの標高873m。7月下旬である数日前に中央道原PAで車中泊してきましたが、到着時気温23度。明け方4時くらいにやっと数時間眠れただけでした。高速上で寝ることは寝不足を割り切ってスケジュールを考える必要があります。

なお、東海北陸自動車道に建設予定の松ノ木峠SAが完成すれば、1085mとSAPA合わせて最も標高が高いSAになります。

道の駅

道の駅では高速道路とも事情にあまり違いはなく、殆ど全てが標高1000m以下にあります。

例外なのは、美ヶ原高原美術館に隣接して最近できた道の駅、なんと標高1932m。ここまで標高が上がると暑さ対策の必要はありません。逆に明け方の寒さに気をつける必要があるでしょう。

もうひとつ、道の駅草津運動茶屋公園が標高1225m。猛暑日でなければこの標高なら過ごしやすいと思います。

上記ふたつ以外には1000m越えは見つけられませんでした。他にもあるかもしれませんが、あったとしてもほんの数箇所に留まるのではないでしょうか。

その他

SAPAと道の駅以外の選択肢は、実際に行ってみないと車中泊適地かどうかわからない面があります。夏季以外の車中泊旅行中に目星を付けておくのが最善です。スキー場の駐車場なんかが候補に挙げられます。ただ、スキー場でも意外に標高が低い所が多いので注意して下さい。

ピラタス蓼科山麓駅の駐車場。標高1760mにあります。夏季でも夏山観光で営業しているので、レストランも売店もあり便利です。元がスキー場なので営業時間外でも外部トイレの使用が可能です。

白骨温泉公共駐車場、標高1350m。24時間使用可能なトイレがあります。観光地にありがちなコ汚い公衆トイレと違い、そこそこ小奇麗に管理されています。付近に店が全くないので、必要なものは街で購入しておく必要があります。白骨〜乗鞍間の道路が2008年から無料開放されました。

乗鞍高原自然保護センター駐車場、標高1460m。今回はここをベースに遊んできました。快適です。明け方は冷え込みます。このシーズン、野外授業なのか乗鞍登山に大量の学生がバスでやってきて朝っぱらからうるさいです。早起きすれば無問題。

 

なお、駐車場車中泊では日陰は殆ど望めません。まれにはあるでしょうが、日陰も有りトイレも完備なんてのを求めるならオートキャンプ場が現実的な回答でしょう。日が昇ると寝ていられませんから、早寝早起きは鉄則です。

最後に、高速道路のSAPAで車中泊する場合、夏は窓を少し開けて寝るのですが、ただでさえ暑くて寝苦しいというのに、さらにトラックの騒々しいアイドリングが煩くて追い討ちをかけてくれます。イアーウイスパーは必須です。

2008年7月31日