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夏の車中泊-暑さ対策:車中泊での工夫・アイデア・グッズ

梅雨が明ければまた蒸し暑い夏。糞暑い中での車中泊は、厳冬の車中泊より厄介です。車内は確実に外気より温度が高く、日が出れば急上昇する温度に生命さえ危うい。窓を少し開ける、日が昇る前に起きる等の当たり前のことだけでは、熟睡なんてとても無理です。どうにか盛夏でも快適に車中泊できる方法はないものか...。

夏の定番、冷却パック

まずはホカロンの逆バージョン、ヒヤロン。但しこれだと使い捨てになってしまうので、アイスノン枕が使えれば経済的にもベストでしょうが、車載冷凍庫でも車に備えているならいざ知らず、場所も取るしなかなかそこまで用意できません。ただ、そう高いものでもないのでスペースの問題さえ解決できれば、あったら便利な物ではあります。冷凍までできない保冷タイプの冷蔵庫だと、家で凍らせたアイスノンも出かけた一日目しか役に立たないでしょう。

熱中症対策に出ている様々な製品も応用が利きます。その名も熱中対策シリーズには、首に巻くタイプや脇の下用など、ヒヤロンと同原理で形状を工夫したものがあります。

しかし化学反応で冷えるこれらのタイプの問題は、冷却持続時間が30分程度、長時間タイプのヒヤロンスーパーでも2時間弱しかもたないということ。けれど、明け方は真夏でも外の気温が結構下がるのでこれでも間に合う場合が殆どです。もう少し長時間もたせたいなら、氷を入れた水枕がいいかもしれません。毎日コンビニで氷を調達しなければなりませんが。最近はアイスノンタイプばかりになって、氷を入れられる口の大きな水枕は見つけ難くなってしまいましたが、探してみて下さい。

シーツにひと工夫

夏の寝具に、冷感タイプの素材を使ったものが出ています。蓄熱マイクロカプセルを埋め込んだり、熱伝導率の高い繊維を使って作られたりしたものです。確かに初期タッチはひんやり感がありますが、積極的に体温を下げる訳ではないのが難点です。氷枕等と合わせて、より熟睡するための補助具と考えた方がいいと思います。

体温を下げる効果のある敷パッドがあります。冷感ジェル敷きパッドというものです。巨大な熱さまシートみたいなもので、熱さまシート800枚分の冷却力があるそうです。ちょいと値段は張りますが、より快適を目指すなら手に入れたいアイテムです。

重要なのは車中泊場所選び

車中に寝る時は窓を少しだけ開けて換気しましょう。スモークタイプのウインドバイザーがあれば窓が開いていることも気づかれ難いですから、バイザーは車中泊をする者にとって必須アイテムです。山間部であれば結構涼しい風が入ってきます。

暑さに強い弱いの個人差はありますが、経験的に外気が20度を超えると寝苦しくなり、25度を超えると車中泊はかなり厳しくなります。そこで車中泊場所選びが重要になります。なるべく北へ、少しでも標高が高い方が気温が低く快適です。標高が1,000メートル上がるごとにおおよそ6度気温が下がることは憶えておいて損はありません。と言っても、日本で道路の通っているのは2,000メートル前後が最も高い場所ですが。

猛暑で眠れないほどでも、明け方は意外に冷え込むことも計算に入れておいて下さい。暑いからといって薄手のタオルケットのみしか用意してないと、朝方に寒さで目を覚ましてがたがた震えるなんてことも。薄手の羽毛布団も持っておけば完璧です。

夏休み期間に入るとちょいとタガの外れた若者が多く出没するのは悩みどころです。地方の道の駅なんか夜中にそういった連中の溜まり場になっていることがよくあります。余計なトラブルを避ける為にも、町外れの寂しい道の駅などは車中泊場所候補から外した方が無難。夜中でも人の出入りが多いとか、他に何台も車中泊者がいる場所なら安心です。やっぱり最も無難なのは高速道路のSA・PA。あるいは、お金はかかりますが高原のオートキャンプ場とかなら涼しいし安全です。少なくとも7月中旬から8月いっぱいまでは、特に気を使って車中泊場所を選んで下さい。

2007年7月 7日