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冬をのりきる車中泊(その1):車中泊での工夫・アイデア・グッズ

寒くなってきました。冬です、冬。でも、冬だからこその景色、冬だからこその遊びもあります。寒いからといって旅行を自粛するなんてできない。そこで、車中泊で寒さをのりきる術を考えてみました。

まずはその前に【エンジンかけっぱの是非】

環境の問題云々を語ることはしますまい。公共交通機関を使えよと極論になってしまいますから。実際、どの程度の環境ダメージがあるのかと言えば、車泊中のアイドリングだけ取れば他の大きな問題に比べ微々たるものでしょう。その微々たるものの積み重ねが大切なのは異論ありませんが...。

1)排気による中毒死

かつてスキーブームまっただ中の頃、車の中で仮眠中のスキーヤーが死亡する事故が何件か起きています。アイドリングしたまま仮眠したため、夜間に降り積もった雪のために排気の逃げ道がなくなり、車中に流れ込んだ排気によって中毒死したというものです。雪国に行っているというのに、なんて不用心なんでしょう。雪を甘く見すぎです。雪に限らず、駐車場所によっては排気が溜まりやすい地形の場合もありますから、用心すべきです。

2)車両火災

ドライバーズシートで仮眠していた男性の車が仮眠中に発火し、逃げ遅れて死亡した事故がありました。シートを倒しただけの仮眠姿勢であったため、寝ている間にアクセルを踏み込んでしまい、回転数上がりっぱなし状態でエンジンが過熱して発火したそうです。JAFで実験をしていましたが、アイドリング回転数が異常に高い状態では、1時間もしないうちにエンジンから火が出ていました。

上記は実際にあった事故で、他人事ではありません。なにせ、寝ている間ですから、何か異常が起っても気づかない可能性が高くなります。特にもともと車中泊慣れしていれば、仮眠なんてものじゃなく熟睡しているでしょうから。ベッド作ってるからアクセル踏むことは100パーありえない、と言っても、相手は機械なんだから、どんな異常が発生するかわからないですし。

寒冷地は特に予想を超える事態が発生します。跳ね上げた半溶け雪がフロントに張り付いて凍り、ラジエター前の導風口が完全に塞がれた状態にいつの間にかなっていて、アイドリング状態なのにオーバーヒートしかけたことがあります。この時は走行しても温度が下がりませんでした。気温がマイナスなのにオーバーヒートなんて...完全に甘く見ていました。この時は近くの無料温泉を見つけて、温泉の湯で解凍しましたが、これが就寝中だったらと思うと...。

車両火災に関して言えば、走行中に発火した某メーカーの自動車もありますし。でもこれはちょうど某問題により注目されていた某メーカーの不良が特別ピックアップされて報道されたに過ぎず、実はどのメーカーでも発火事故は発生していると聞きます。アイドリング車中泊している人は、よくもそんなにこの機械を信頼できるものだと感心してしまいます。いや、実は...数年前までその某メーカーの、さらに発火したその同車種に乗っとりましたもんで...。あはは、は...orz

本当のことを言いますと、車中泊を始めたばかりの頃は、私もエンジンかけっぱで車中泊してました。北海道を旅行した時は、あまりのガソリンスタンドの少なさに、車泊中にガス欠になりそうで戦々恐々としながら寝てました。せっかく目的の場所に着いたのに、道中給油のタイミングを逸してたため、さらに何キロもガスを求めてさまよったこともあります。だって、そろそろ入れなきゃなと思ってから一件もスタンドが出てこなかったんだもん。かといって防寒装備もろくにしていなかったから、エンジン止めると寒くて。昔、なんだったかの問題で土日祝日ガソリンスタンドが休みだった時期がありましたね。その時も同じように困りました。

まあ、エンジン止めて寝りゃあいいんです。少なくとも、エンジンかけっぱよりは確実に問題が減りますから。今では、エンジンかけっぱの車泊者を見かけると、度胸あるなぁと生ぬるい目で見守ってしまいます。

...長くなってしまいました。実際の防寒策は(その2)へ続きます

2005年12月 3日