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- 接触冷感敷きパッド
節電節電と言われ始めてから夏になると店頭の目立つ場所に冷感グッズが並びますが、それを横目に車中泊では糞の役にもたたんだろうとたかをくくってました。
接触冷感繊維とは、繊維中に水分を多く含み熱伝導率が高い素材なのだそうで、触った瞬間に熱の移動が起こることによって冷感を生み出すということらしいのです。熱伝導率の高い金属が同じ室温に晒されていても触ると冷やっとするのと原理的には変わりないようですが、決定的に飽和熱量が小さそうなので、触った瞬間だけは冷たくてもすぐに飽和してぬっこくなるだろうというのが、今まで接触冷感グッズに手を出さなかった理由です。
ところが、他のものを購入したときにプレゼントで貰った冷感敷きパッドが、使ってみると案外使えるじゃないかと。確かに接触した所はすぐに飽和して冷たくなくなるのですが、触る部分を少しずらせばまた冷やっとするので、意外に冷感は持続します。実力を見直しました。そこでもしかして車中泊にも使えるんじゃないかと思い直したのです。
【接触冷感敷きパッドを車中泊で使ってみる】
結論を言うと、そもそも眠れないほど糞暑い中では冷やっとさえせず全くの役立たずでしたが、ちょっと暑くて寝苦しい程度であれば寝つきを良くする効果は絶大です。特に移動中にエアコンで冷やされてまだ時間が経たないうちは、気持ち良い冷たさで眠りに落ちるスピードが断然速い。冷感敷きパッドがあるからといって車中泊で眠れる気温の限界を高めるものではありませんが、快適性を上げる役に立つことは確かめられました。
実はその結果に気を良くして、その後に接触冷感グッズを色々買ってみたのですが、ホームセンターとかのショップ系ブランドの安物は性能がイマイチでがっかり。プレゼントで貰ったのはアイリスオーヤマの製品でしたが、素材は大手繊維メーカー(パッケージは捨てたので忘れましたが、東レだったけかな?)のもの。やっぱり買うなら大手繊維メーカー製のものを手に入れることをオススメします。