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車中泊EXPRESS

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車中泊 今昔:車中泊道中記・雑記

自分が旅行を車中泊メインでするようになったのは1990年頃からです。それ以前にもスキーブームなんかがあり車で仮眠することはちょくちょくありましたが、友達の4駆を借りて就寝環境が劇的に改善された事をきっかけに、車中泊旅行が本格化しました。バブル崩壊の時期と重なったのは、まあ単なる偶然です。

当時はスキーシーズン以外は今のように車中泊の人を見かけることも少なく、また車中泊場所なども限られて、現在とは隔世の感があります。

高速道路

今も昔も、高速のSAPAは安心して車中泊できる場所です。昔はトラックばかりで、稀にキャンピングカー、他は仮眠している営業車がいるくらいでしたが。

高速道路利用の車中泊でものすごく嫌だったのが、高速から下りる時の料金所。「おはようございま〜す」と通行券を渡します。収受員のおじさんがそれを機械に差し込むと、

び〜〜〜〜〜

ブースの奥でブザー。そう、入口から出口まで時間がかかり過ぎていた場合に通知されるようになっているのです。

パーキングで休憩してましたと説明するのですが、別に悪いことしてるわけじゃないのだけど、いちいち説明しなきゃならないのがホントーに嫌でしたね。今はETCでそんな心配もなくなりました。但し、数日に渡って高速から下りないと出口のバーが閉じるようですから、事務所に連れていかれるのが嫌だったら気を付けて下さい。

高速道路以外の車中泊場所

現在、全国に900を超える数の道の駅があります。全国を車中泊で巡ってもほぼ道の駅だけで事足りる程の数ですが、90年にはまだ道の駅はありませんでした。前身となる公共駐車場103箇所が道の駅として登録されたのは93年のことです。当時に比べれば随分車中泊もやりやすくなったもんです。

ではどこを車中泊場所にしていたかというと、スキー場の駐車場というのが最も多かったかな。オフシーズンでも観光の拠点として駐車場を開放しているスキー場が殆どでしたから、24時間トイレの利用もできるし、なかなか快適な車中泊場所でした。ただ、山間部にしかないというのがネックでしたが。

それ以外には観光地の公共駐車場、道路脇にある待避所なども利用しました。しかし、トイレがなかったりするのでなかなか大変です。キャンプ場に料金を払って駐車場で寝させてもらったこともあります。当時はオートキャンプ場なんてほぼ皆無の時代です。駐車場で寝させてくれと言うと、料金をいくらにするか困ってましたね。

トイレ事情

観光地の駐車場にはトイレがあったとしても、そりゃもう酷いもんでした。臭いはまあ言うまでもなく、それより一面に飛び散った茶色いウ○コ。とてもパンツを下ろしてしゃがみ込むなんて勇気が出ない代物です。今はそこまで酷いのはとんと目にしなくなりましたが、昔はホント酷かった。

トイレがない場所に車中泊せざるをえない事もよくありましたが、そんな時はどうしたかというと、観光地なんだから当然ある観光ホテルで借りることが多かったですね。大型の観光ホテルであれば煙たがられることも少なく、大抵は気持ちよく利用させて貰えました。

食事事情

大きな温泉街などでは食堂も結構あり困ることは少ないのですが、ちょっと奥地の方へ行くと食事処はそもそも無いか、あっても終了時間がものすごく早かったりします。コンビニエンスストアなんかも今に比べて無いに等しい程度だったので、食事計画をミスるととんでもないことになります。目的地に着いてから、食事のためだけにまた2時間かけて街まで戻ったなんてこともありました。現在は多少マシになったとはいえ、あまり改善されてない点です。まあ、経験重ねるにつれて上手くなりましたけど。

近年の問題点

マイノリティーであることには違いありませんが、昔とは比較にならないほど車中泊人口も増えました。車中泊に限らず趣味人口が増えると様々な問題が表面化します。それによって困るのが規制。公共駐車場では車中泊お断りも増加、道の駅やSAPAでさえも車中泊が嫌われる傾向になりつつあります。残念なことです。

数十台の徒党を組んで駐車場を占拠。我が物顔で他人を排斥、なんてことも信じられないけど実際にあります。とにかく集団ってだけで威圧感を与えますし、性質が悪くなりやすいこともあって、嫌われ者だという認識で人の何倍も謙虚に気を遣うということを忘れないでいただきたい。

オーニングを広げて駐車スペース数台分を独占する身勝手な人もいます。そこはキャンプ場ではありません。

さらにはテーブル・椅子を並べて焼き肉まで始める始末。強烈な臭いが駐車場に広がります。それを道の駅の施設入口付近、駐車場の一等地でやったりしているのですから呆れます。

自分が見たのはいずれもキャンピングカーだったのですけどね。車中泊というのはあくまでも仮眠の快適さを追求した結果のスタイルだと考えている自分は、シャハッカーとオートキャンパーを一緒にしないでくれと思っているのですが、世間的に見れば同じものでしかありません。

車中泊にしても夜中に長時間エンジンかけっぱなしで騒音を撒いていたら、嫌われても仕方ありません。邪魔にならないよう隅っこの方をお借りするという気持ちが無いと気が回らなくなるものです。

ホントに、自己中心的な考えでわざわざ自分らの遊びのフィールドを狭める結果を招くことのないよう、切に願うばかりです。

2009年9月 9日