思い立ったら即出発。予約も時間も気にせず行動。予定に追われず気の向くままのスローライフ。P泊テクニックと車旅行情報。

車中泊EXPRESS

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自動車に泊まるという選択:ゆるゆるスローに車中泊ライフ

道の駅(仮眠)や車中泊場所が探せるアプリ

車中泊をしたことない人から見れば、車中泊と聞くと貧乏臭いと感じられるかもしれません。確かに宿泊費はかかりません。でも一度でも車中泊をやった人ならわかると思いますが、お金をけちるということ以上に、奥深い魅力がそこにはあります。例えば、車中泊にハマった人の中には、小物を揃えることに始まってサブバッテリーを積んだり、ついには内装に断熱防音材を貼るなどの改装、ホテルに泊まる方が安上がりじゃないの?と思えるほど快適性にお金をかける人まで。

そう、最初は節約から始まったかもしれませんが、いつの間にか車中泊そのものの面白さに目覚めるのです。

目的が深夜あるいは早朝である時、ホテル泊では不自由極まりない。夕食や朝食の時間に捕らわれることなく、自分のペースで予定を消化し、または体調や不測の事態による予定の変更も臨機応変。どこにも気兼ねなんかいりません。早朝、鳥のさえずりに起こされ、車を取り巻く乳白色の朝靄の中で目覚めた時の感動。移動が楽なうえ安心感のあるハードシェルの中でテント泊に近い体験ができることは、ホテルや旅館とはまた違った感覚を味わえます。

疲れたら、遅くまで寝ていたって追加料金はかかりません。あくせく急ぐ必要もどこにもありません。のんびりゆっくり、行きたい時に行きたい所へ、心ゆくまで放浪生活を楽しむ。思いつきも気まぐれも車中泊なら全て意のまま。

どうです?車中泊をしてみたくなったっしょ?

私が車中泊をメインの旅行手段として始めてから、もう20年近くになります。昔は道の駅なんかは殆どなく、車中泊場所には苦労しましたが、今は数も増えてどこに行ってもある状態。ものすごく楽になりました。まあ、いい歳にもなってきたんだし、そろそろ車中泊なんてどうなの?なんて思われるかもしれませんが、おそらくまだまだ続けるでしょう。可笑しかったのは、私が実家を出てから(何年も経ってからですが)両親がこちらに遊びに来た時、なんと軽のバンに布団積み込んでやがりました。車中泊しながら来たのです。そんなことする人とは思ってなかっただけに、それを見てこの親にしてこの子ありだなぁと。

2007年1月11日