思い立ったら即出発。予約も時間も気にせず行動。予定に追われず気の向くままのスローライフ。P泊テクニックと車旅行情報。

車中泊EXPRESS

車さえあればどこでもマイカーstay。車中泊旅行総合情報

荒湯地獄:危ない温泉

国内には11種の泉質が存在するが、そのうち9種類を堪能できるのが宮城県の鳴子温泉郷。湯量は極めて豊富で、源泉数は370本以上を数えるという。また、紅葉が圧巻の大峡谷鳴子峡を始め、国内初のアーチ式ダム、白糸の滝やいくつもの間欠泉など、観光名所も数多く存在する。

鳴子温泉郷の北の端にあるのが鬼首温泉郷。有名な吹上間欠泉だけをとっても脈動する大地を実感できる地域だが、奥に行けば地熱発電所のある片山地獄、そして荒湯地獄と近接したふたつの地獄を擁する荒々しい土地である。

吹上温泉から荒尾岳に向かって車を走らせ水神峠を過ぎた辺りで、緑にぽっかりと穴を開けこんもりと盛り上がった白い大地がいきなり現れる。まるで大規模な何かの採掘場。これが、荒湯地獄。過去には硫黄の採掘が行われ湯治施設まであったそうだが、現在ではどこにも管理されていないらしい。荒湯地獄には、好き者の作った湯舟がいくつかあり、アプローチも簡単なお手軽野湯スポットとなっている。

手前の広場に車を停め白い小山を駆け上がると、草木の無い荒涼とした景色が目の前に広がった。白い地面を突っ切って細い湯の川が流れている。湯気の上がる流れを追って歩を進めると、やがて造られた湯溜まりが現れた。流れをせき止めて造ってあるので、人が来ればかなり遠目からでも丸見えになってしまう。少し横にそれた場所にも湯舟があったが、そちらは堆積物が多く入る気になれなかった。なので人が来る前にと急いで丸見えの方に入浴。座っても腰までも浸からないほど浅かったが、ロケーションは最高、時間をかけて湯舟を整備すれば至福の露天風呂となることは間違いない。

「山道のあっち側 荒湯地獄」に移転しました。

写真は数年前のものなので、現在では少し状況が変わっているようだ。どうやら、拡張された湯舟ができているらしい。但し、あくまでも野湯なので、湯舟が崩壊している可能性もあり、スコップやブルーシートを用意して行った方が確実。

【GPS】

WGS84 N38'49'04.7 E140'43'35.6

【最寄りの道の駅】

あ・ら・伊達な道の駅

2006年10月13日