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- 次世代ETC車載器、今夏発売
ETCシステムを利用した新しいサービスが年内にも始まる予定ですが、松下電器と三菱電機は新サービスに対応した次世代型ETC車載器を今夏にも発売する予定だそうです。また、デンソー、三菱重工、カルソニック等も追随する模様。
【次世代ETCサービス】
ETCシステムは、DSRCという5.8GHzの周波数帯を利用した狭域無線通信システムを採用しています。次世代ETCとは、双方向通信システムを利用した決済・情報サービスが、ETC以外にまで利用拡大するもので、2006年中に新しいサービスが登場する予定です。現在のところ、DSRCを利用したサービスはETCしかありませんが、ETCの普及が進みインフラが整えば、今後サービス拡大はますます加速していくことでしょう。
例えばどんなサービスが?
1.マクドナルド等ファーストフードのドライブスルー。マイクに向かって大声で注文、財布から小銭を漁り必死に腕を伸ばして支払い、なんてことはなくなります。ナビゲーションの画面に表示されたタッチメニューからピッピッと注文、商品を受け取ったらそのままスルーアウト。
2.駐車場では、高速道路と同じようにノンストップ入出庫。管理側にも収受員削減などのコストメリットがあり、ETC利用者のみの割引サービス等も考えられます。また、大規模駐車場などでは、複数ある出口の混雑状況を管理し、均等に車両を誘導することも可能。
その他にも、様々なサービスが考えられます。ジャスコの前を通りかかったら、当日のお買い得情報がナビゲーション画面に表示。観光地での、空き駐車場への誘導。SA/PA等で駐車中、車から出ることなくホテルの検索予約ができる、なんて時代がすぐそこまで来ています。
2006年1月 5日