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甲州裏街道:山あるきすと

旧街道筋などと聞くと胸が騒ぐのであります。ましてや"裏"なんて付いていたら、もうワクテカキタコレ。

さて、甲斐の国から武州八王子を経て江戸に至るのが甲州街道で、現在はこれに沿うように敷かれた国道20号がそのまんま甲州街道と呼ばれています。対して甲斐の国から塩山に入り武州青梅に抜けるのが甲州裏街道、またの名を青梅街道になるわけです。

現在国道411号が通る柳沢峠が拓かれるまでは、進路を阻む山塊の中でひときわ高い大菩薩嶺をかすめるように街道が延びていました。江戸と甲州を結ぶ街道の行程で最大の難所が大菩薩峠となります。下の写真は現在の大菩薩峠ですが、明治初期まではこの奥、賽ノ河原と呼ばれる場所が大菩薩峠でした。風雪厳しく遭難者が相次いだことから現在の峠が拓かれたとのこと。

普通は上日川峠まで車で行けるので大菩薩峠までは比較的楽に入れますが、冬季は裂石から上日川峠間も歩かねばならず、わざわざこの時季に入る人は少ないとみえます。歩き始めてすぐに下山の単独とすれ違ったきり、その後ついに誰一人と出会うことはありませんでした。いやなにを好き好んでこの時季にと思われるかもしれませんが、良いのですよ、人のいない静かな山ってのは。

2007年2月18日