
どこだったかなぁ、「写真の腕ってのは、その場に居合わせる能力だ」ってのを聞いたか見たかしたことがあります。つまり、瞬間を切り取る写真にとって、そもそもがその瞬間に立ち会わなければ撮れない。報道だろうが風景だろうがそれは同じで、多分、運ってよりは嗅覚なんじゃないでしょうか。風景の場合は、光を読み取る視点ってことに置き換えられるかもしれません。フレーミングのセンスやカメラを使いこなす知識なんてのは、その次に問われる技術であって、さらにその下にカメラの性能が来る訳です。写真の上手い人ってのは写ルンですだって人を惹きつけるいい写真が撮れますもんね。
前振りはこれくらいにしといて、やっとこさPENTAXのK10Dが届きました。やっとと言っても、2〜3週間待ちかと思って今月初めに注文入れたら、1週間かからずに届いてしまったんですが。
デジタルのシャープだけど奥行き感の薄い写りがどうも気に入らなくて、これまでデジカメに手を出さずにいたものの、ついに趣旨替え。現像に出す面倒くささ、スキャナで取り込む時間、色合わせの手間などについに根を上げました。写真なんて自己満足の世界なわけで、下手の横好きでしかないのに些細な違いに拘ってもしょうがないかなと。機種の選定にさんざっぱら悩み、一時は防塵防滴につられてNikonのD200に決めかけましたが、Z-1で馴染んだハイパー操作系を引き継ぎなおかつ防塵防滴を備えたK10Dが登場するということで、寸前に心変わり。やっぱり、PENTAXが使い慣れてるし。とか言って、実の所どうしても必要な14mmのレンズを見てみたら、Nikonたけー!がホントの理由だったりして。
機種選びの際に色々な掲示板や作品を見て回ったのですが、喧々諤々の論争を見て思い出したのが冒頭の前振りになるわけです。
天賦の才能に恵まれてない者として、自分が楽しめる機械であればそれが一番。で、ちょこちょこっといじってみた感想。いいね、PENTAX。てか、いいわ、ハイパー(名前はださいけど)。

↑Z-1、MZ-3、そしてK10D。最初に買ったPENTAXが中古のLXだから、これで4台目。

↑K10DにMZ-3で使っていたグリップストラップを付けてみました。でもやっぱり専用品とは違って馴染みがイマイチ。Z-1の通称ゲタと呼ばれるグリップストラップは秀逸だったんだけどなぁ。K10D用の純正アクセサリーとしてPENTAXが作ってくれたらいいのに。
2007年1月16日
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