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Apertureで非対応のRAWを現像:パナソニックDMC-LX1

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アップルから発売されている画像の比較・選択に特化したソフト、Aperture。アップルらしい使いやすいインターフェースで、画像形式を気にせずシームレスに比較・検討ができるツールです。LX1ではRAW記録ができますが、残念ながらApertureのRAW対応カメラは少なく、LX1は対応機種に入っていません。一応ApertureはDNGを扱えるくせに、RAW対応機種のDNGにのみ対応というへんちくりんな仕様になっています。こういう所がアップルのアホな所なんだよな、という愚痴は置いといて、いずれ対応されるかどうかさえわからないその時をイライラと待つばかりなのもなんなので、無理やり使ってみることにしました。

まずはアドビのDNGコンバータでDNGに変換します。PhotoshopCS2のアップデートとして提供されていますが、DNGコンバータは単独で動くのでPhotoshopを持っていなくても使えます。このDNGをApertureに食わせても、Unsupported Image Formatと出て画像が表示されません。もしかしてDNG処理ルーチンの前に機種チェックルーチンを通るせいで対応機種以外扱えないんじゃないかと考え、ソフトを騙せば使えるかも、ということで、/System/Library/Frameworks/ApplicationServices.framework/Frameworks/以下のImageIO.framework/Versions/Current/Resources/Raw.plistをテキストエディタで開き、対応機種のリストにLX1を追加しました。ちょうどパナソニックのLC1が対応機種に含まれていたので、そのセクションをコピーして機種名をLX1に置き換えただけです。これがビンゴ、DNGに変換しなければなりませんがApertureでLX1のRAWが扱えるようになりました。

下の写真は、LX1で生成される画像とApertureで現像した画像の比較です。左がLX1でRAW記録した時に同時に記録されるjpg。右がApertureで現像したjpg。画像をクリックするとオリジナルサイズが開きます。

LX1カメラデフォルト Aperture

比較してみると、カメラデフォルトはパープルフリンジが良く除去されていますね。レンズの性能ではなくソフトでフリンジを除去する方向性のようで、まあコンデジでは仕方ないか。Apertureで痛い所はフリンジ除去ツールがないこと。Chroma BlurでRadius量を調整すれば多少はごまかせますが、やっぱりフリンジ除去は欲しい。

もうひとつ、Apertureで致命的なのが、いくつかドット抜けのような個所ができていることです。空の部分に三個所、黒っぽくなったピクセルがあることに気付きます。これは他の現像ソフトでは現れない点なので、Apertureだけの問題のようです。やっぱり非対応の機種を無理やり現像させた弊害なのでしょうか。フィードバックする訳にもいかないしなぁ。

最後に、Apertureへの要望。

1.ライブラリに画像の実体をインポートするのではなく実体へのパスで管理するオプション。

2.複数のライブラリを簡単に切り替えられる機能。

3.RAW対応機種の拡大、あるいはDNGへの完全対応。新機種への迅速な対応。

4.フリンジの除去機能。

Aperture2に期待というところでしょうか。

2006年8月25日