知床の海岸線にある無料露天風呂・セセキ温泉の管理を羅臼町から委任されていた漁業者が、観光客のあまりのマナーの悪さに怒り、管理を断る事態になっているそうです。
無断で昆布干場に車で入り込みテントを張ったり、番屋のトイレを無断で使ったりと、観光客の傍若無人さが今回の事態を招いています。知床は世界遺産に登録されたことから観光客も増える傾向にあり、またセセキ温泉が「北の国から2002」のロケ地になったことから有名になり、マナーの悪い利用者が増え始めたそうです。管理者がいなくなったことで、今後は利用者が自力で海水を汲み出し、掃除をしないと入浴できないことになります。いずれ湯舟そのものが崩壊する時が来るかもしれません。
同じく羅臼町にある「熊の湯」でも、土足で洗い場に上がり裸の写真を撮って行くなど、住民があきれる事態が深刻化しており、町長が「マナーの悪いハイヒール観光客はいらない」とまで発言したそう。
人を呼べば環境が荒れる。温泉に限らずどこでもこういった問題が付いて回ります。車の中は土足厳禁なのに平気で車外に吸い殻を捨てる、そんな日本人の気質が根幹にあるのでしょうか。観光を取るか環境を取るか、別に背反する問題ではないはずなのですが…。
2006年6月15日
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